バンダイは11月7日、スマートフォンを利用して手のひらサイズの3Dプロジェクションマッピングを楽しめる食玩「ハコビジョン」を発表した。2014年1月27日に発売する。
プロジェクションマッピングとは、実際の建造物にプロジェクターの映像をあてて空間演出を行う映像エンターテイメントだ。昨年9月には新しくなった東京駅丸の内駅舎でイベントが行われ、大きな話題となった。
ハコビジョンでは、プロジェクターの代わりにスマートフォンを利用する。パッケージには東京駅あるいは国立博物館のフィギュアと透明なプレートが入っており、開封したパッケージに2つをセット。スマートフォンに専用映像を表示して箱の上に置けば、クリアプレートに反射した映像がフィギュアと重なって見える仕組みだ。色鮮やかで立体的な映像エンターテインメントを手軽に楽しめる。
なお、プレートはフィギュア上端の形に合わせて斜めに設置する仕組みになっているが、バンダイによると「この角度がポイント。独自の“ハコビジョン技術”として特許を出願している」という。
ハコビジョンの第1弾は、前述の東京駅丸の内駅舎で行われた3Dプロジェクションマッピングイベント“TOKYO HIKARI VISION”と、今年10月に日本テレビ開局60年特別美術展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」の関連イベントとして東京国立博物館で行われた“KARAKURI”の2種類で、価格は各500円。ガム1個が同梱(どうこん)される。
また同社によると、来春には第2弾として「ガンダム」のキャラクターを採用した商品も予定しているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR