ハーマンインターナショナルは12月5日、JBLブランドのワイヤレススピーカー「VOYAGER」(ボイジャー)を発表した。据え置き型スピーカーでありながら、センター部分を外してポータブルのBluetoothスピーカーとしても利用できるユニークな製品。12月中にオープンプライスで発売する。店頭では2万7800円前後になる見込みだ。
パラボラアンテナのようなデザインが特長的な2.1chスピーカー。円形のセンター部はマグネットで固定されており、容易に着脱が可能だ。取り外すと約400グラムの円盤状となり、手軽に持ち歩いて音楽再生やハンズフリー通話に利用できる。
センター部は薄型ながら40ミリ径のフルレンジスピーカー2基を搭載しており、内蔵のリチウムイオンバッテリーで約5時間の音楽再生が可能だ。音楽再生中に電話がかかってきても、通話ボタンを押すだけでハンズフリー通話に移行。エコー&ノイズキャンセレーション機能“SoundClear”で高音質の通話が楽しめるという。
一方、ベース部は77ミリ径のサブウーファーを搭載しており“合体”させると低域の量感が増した音楽再生が可能になる。「普段はドッキングした状態でワイヤレス2.1chスピーカーとして利用し、センター部を取り外して独立したポータブルスピーカーとしても使える。フレキシブルかつアクティブに音楽を楽しめる」(同社)。そのほか、3.5ミリステレオミニの外部入力も備えた。なお、センター部の充電はベース部にドッキングして行うが、付属のUSBケーブル(MicroUSB-USB A)でPCのUSBポートなどから直接充電することもできる。
本体サイズは、210(直径)×127(高さ)ミリ。重量は約1.6キログラム。ACアダプターと充電用のMicroUSB-USB Aケーブルが付属する。
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