ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、12月12日にネットワークレコーディングHDD「nasne」のシステムソフトウェア「バージョン2.10」を提供する。録画番組へのチャプター自動生成機能が追加される。
番組録画中に音や映像の切り替わりを検知して自動的にチャプターを作成する。ユーザーはプレイステーション3専用アプリ「torne」(トルネ)、PS Vita用アプリ「torne PlayStation Vita」から利用できる。そのほか、nasneと家庭内ネットワーク上にある各種DLNA対応機器との互換性向上、システムソフトウェアの安定性向上などの機能改善も行う。
また同日、nasneにWi-Fiやモバイルネットワークを利用してアクセスできるPS Vita/PS Vita TV用アプリ「naspocket」(ナスポケット)のバージョン1.10とAndroid向け「nasne ACCESS」(ナスネアクセス)のバージョン1.10もリリースする予定。ナスポケットはフルHD動画再生に対応したほか、ホームネットワーク内でのデータ閲覧速度や動作安定性の向上などを図った。再生可能なファイルフォーマットは、静止画がJPEG、音楽はMP3、MP4、WAV。動画はH.264/MPEG-4-AVCで、最大1920×1080/30pとなる。
一方のナスネアクセスでは、Android 2.3.3以上のスマートフォンなどを新たにサポート。タブレット端末からも利用できるようになるほか、外出先から自宅のnasneにアクセスし、音楽を再生できるミュージックプレーヤーを搭載した。このほか、nasneに保存されている写真や動画の検索性を向上させるソート機能も追加するという。
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