シャープは、色の再現性を高めた液晶バックライト用LEDデバイス4機種を開発。12月24日よりサンプル出荷を開始する。
青色LEDチップと赤色および緑色の蛍光体を組み合わせ、白色に発光するLEDデバイス。蛍光体材料の見直しと各色の配合割合を最適化し、明るさの低下を抑えながら色の再現範囲を従来比で約8%拡大した。とくに赤色や緑色を鮮明に表示することが可能になったという。色再現範囲は、NTSC比90%と業界最高となっている。量産時期は2014年4月になる見込みだ。
ラインアップは、中小型液晶用のサイド発光タイプが外形サイズ3.0×0.84×0.4ミリの「GM4BN4B3S0A」と、3.8×1.0×0.6ミリの「GM4BN6B3S0A」の2種類。大型液晶用については、7.0×2.0×0.85ミリのエッジタイプ「GM5FQ0BH20A」および、3.5×3.5×0.8ミリの直下タイプ「GM5F20BH20C」を用意する。サンプル価格はいずれも40円。
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