LG Electronicsは、同社の「LG Smart TV」新製品に順次webOSを搭載し、2014年モデルの約7割に採用する。
webOSは、もともと米Palmが開発したモバイルOSで、米Hewlett-Packard(HP)が2010年に同社を買収した際にHPの手に渡った。HPはwebOS搭載タブレット「TouchPad」やスマートフォンを販売したが軌道に載せることができず、2011年8月にはwebOS端末事業の打ち切りを発表(→関連記事)。2013年3月にLGが買収し、シリコンバレーに設立したラボでwebOS搭載スマートTVの研究開発を進めてきた。
webOSの採用により、「テレビを見ながらメニュー操作を行ったり、それぞれの人の興味に合わせてコンテンツを進めてくれるなど、LG Smart TVの簡単な操作性がより強化される」(同社)。また、webOSはさまざまなデバイスに使用できるプラットフォームであり、ほかのデバイスでも使用できるアプリケーションの開発が容易になるとしている。
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