WOWOW、スター・チャンネル、スカパーJSATの3社は、B-CASカードの不正視聴にかかわる民事訴訟の第一審判決について5月29日に発表した。3人の被告に対する損害賠償請求が認められ、全額(計3億2590万9127円)の支払いが言い渡された。
有料放送事業者3社は、有料放送を無料で視聴できるよう不正に改ざんしたB-CASカードを第三者に譲渡したなどの行為について、不正競争防止法違反等の罪で有罪判決が確定した3名に損害賠償の支払いを求める民事訴訟を2月20日に東京地方裁判所へ提起していた。訴訟内容は、不正競争防止法違反および不法行為に基づく3億2590万9127円の損害賠償請求。第一審判決では、埼玉県在住の男性2名と福島県にて服役中の男性1名の計3名に対して損害請求額全額の支払いが言い渡された。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR