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トップウイング、仕様変更でパワーアップした「micro iDSD」を正式発表DSD 512まで対応

» 2014年06月25日 23時18分 公開
[ITmedia]

 トップウイングは6月25日、英iFI-Audio製のUSB-DAC兼ポータブルヘッドフォンアンプ「micro iDSD」を発表した。7月19日に発売予定で、価格は6万9000円(税別)。

「micro iDSD」。外観はプロトタイプと変わっていない

 5月の「春のヘッドフォン祭2014」で公開したプロトタイプから仕様を大幅に変更。さらにパワーアップした。

 DAC部には、カスタマイズしたバーブラウンのトゥルーネイティブ・チップセット(デュアルコア構成)を搭載し、最大768kHz/32bitのPCM、DSD 512など幅広いハイレゾファイル再生に対応する。「世界最高スペックを誇るモンスターヘッドフォンアンプ」(トップウイング)。

背面端子と底面のスペック表記

 入力端子はUSB 2.0および光/同軸デジタル(コンバーチブル)、そして3.5ミリステレオミニのアナログライン入力。また6.3ミリ標準ヘッドフォン出力のほかにRCAラインアウトを備え、プリアンプとしても利用できる。

 microシリーズとしては初となるリチウムポリマーバッテリーを搭載している点も特徴だ。4800mAhという容量を持ち、ポータブル時には最大12時間の駆動が可能。さらにiPhoneやスマートフォンの充電も行えるという(1.5アンペア)。

「iRack」

 あわせてiFI-Audio製品の専用ラック「iRack」も発売する。非磁性ステンレススチールで作られたピラーと共振を抑えるオーガニックガラス製の棚を組み合わせ、天然ゴムのリングがアクセントになった小型ラックだ。2〜4段で組み立てが可能(ネジ組み立て式)で、専用のスパイクとスパイク受けも付属する。サイズは150×95×139ミリ。重量は470グラム。価格は1万5000円(税別)となっている。

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