8月8日から全国公開される映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」。世界的に大ヒットを記録した過去3作から、ストーリーやキャストを一新して迎えた第4弾となる。ジャック・レイナーは、マイケル・ベイ監督により抜てきされたアイルランド出身の新星で、2012年の「ホワット・リチャード・ディッド」(What Richard Did)での演技を同監督が気にいったことから、今回の準主役(ヒロインの恋人シェーン・ダイソン役)に起用された。
そのジャック・レイナーが映画の宣伝をかねて参加したのが、7月28日に開催された「日本橋/打ち水大作戦」だ。このイベントは、江戸の涼を五感で楽しむことをコンセプトに「ECO EDO 日本橋 実行委員会」および「名橋『日本橋』保存会」が主催したもので、今年で7回目を迎える。
当日は炎天下の中、滝の広場 双十郎河岸に夏らしい浴衣姿で登場したジャック・レイナーは「初めて着たけど、アイルランドに持ち帰って毎週土曜日に着たいね」と会場を沸かせた。日本について聞かれると「黒澤明監督の作品に影響を受けているので、日本という素晴らしい国に来られてうれしい」と笑顔で語った。
その後、矢田美英中央区長や中村胤夫「日本橋」保存会会長、浴衣姿の女性らに混じって打ち水体験を行ったジャック・レイナーは、36度あった気温を34.6度まで下げることに成功。ヒートアイランド現象の“江戸”に一服の涼を届けた。
一方、打ち水に先立つ7月27日、「名橋『日本橋』保存会」や「日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会」のメンバーらが「水の都」とされた江戸の景観を取り戻すために署名活動を実施した。
中村胤夫会長は、打ち水の記者会見で「この(日本橋の上に1963年からある)高速道路をどこかへどかしちゃおう、あるいはなくそうという運動を30年間やってきました。早くこの高速道路がなくなって、橋の上に青空が見え、そして青空の下で打ち水ができればいいな、という夢を抱きながら今日皆さんとともに打ち水を打ちたいと思います」とアピールした。この署名活動は、2015年1月に開かれる箱根駅伝までに50万人を目標とし、国会に提出をする計画という。
なお「トランスフォーマー/ロストエイジ」は3D/2D/IMAX 3D版で上映される他、字幕版には渡辺謙(ドリフト役)が、日本語吹き替え版には中川翔子(テッサ役)も出演している。
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