タカラトミーは2014年9月3日から東京都立産業貿易センター 浜松町館で始まったクリスマスおもちゃ見本市2014の会場で、人間の心の動揺を読み取るおもちゃ「ココロスキャナー」を出展している。
ココロスキャナーは、人間の頭部に取り付けて使用する。額の部分にあるランプの色によって、装着している人の心の動揺の度合いを見ることができる。ランプの色は赤、黄色、緑の3種類。赤なら動揺しており、緑なら落ち着いている、黄色なら心が少し揺れ動いていることをそれぞれ示している。
心の動揺具合は、額の部分の血流の速さを読み取って判断している。血中のヘモグロビンに赤外線を当てると吸収してあまり反射しないという性質を利用している。ココロスキャナーの額に当たる部分を見ると、赤外線LEDと赤外線センサーがあるのが分かる。
つまり、血流が速くなるとランプが赤くなり、血流がわずかに変化すれば黄色になり、血流に変化がなければ緑になるということだ。ココロスキャナーには、さまざまな質問を書いたカードが付属しており、装着した人に質問を浴びせて、うそをついているかどうかを見ることができるようになっている。装着している人はランプの色が見えないので、周囲の反応からランプの色を想像するしかないので不安になる。ココロスキャナーはその反応を楽しむおもちゃだ。おもちゃとはいえ、実際に試してみれば思わぬ事実が露見するかも……。
ココロスキャナーは2014年10月発売予定で、価格は2500円(税別)。
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