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ふき専用掃除ロボット「ブラーバ380j」、その実力を探る(2/3 ページ)

» 2014年12月30日 15時00分 公開
[ITmedia]

ドライとウェット、それぞれに合った掃除方法

 ドライモード(からぶき)の場合、最初からブラーバに付いているドライ用の「クリーニングパッド」を使用する。パッドは本体に磁石で吸着されているだけなので手で簡単に外れる。付属のクロスを広げてパッドを載せたら、クロスの端を“切れ込み”の入ったゴム製のパーツに押し込んで固定。裏返してブラーバに合体させれば準備完了だ。

「クリーニングパッド」は磁石で本体にくっついているので簡単に外れる

ドライ用の「クリーニングパッド」はクロスの端を切れ込みの入ったゴム製のパーツに押し込んで固定する。市販のお掃除クロスなども使用できる

 ブラーバの電源を入れ、「ドライモード」のボタンを押したら、後はもうブラーバにお任せ。直線的に室内を動き回り、障害物にぶつかると方向転換。大まかに広いスペースをふいた後、部屋の隅など細かい部分を掃除していくようだ。そして掃除が終了すると、最初に動き出した場所に戻って停止する。狭い場所(1畳半ほどの洗面所)で、ブラーバが掃除する様子を動画に収めたのでその動きを確認してほしい。

  • ブラーバ「ドライモード」&「NorthStarキューブ」あり(3分05秒)

 次はウェットモード。ウェット用クリーニングパッドの注水口を開いて水を入れてクロスを装着する。こちらはクロスをマジックテープで固定する仕組みになっている。

注水口を開いて水を入れる(左)。中央の布地を押すと水がじわじわと流れ出る。これがクロスを長時間濡らした状態にするヒミツだ

 本体にパッドを固定したら、「ウェットモード」ボタンを押す。ドライモードでは直線的な動きをしていたブラーバだったが、ウェットモードでは前に進んでは戻り、ちょっと方向を変えて前進するという、Yの字を描くような往復運動を行う。この動きが水ぶきを効率的に行う秘訣だ。なんだか小学生の頃にした教室のぞうきんがけを思い出す。

  • ブラーバ「ウェットモード」&「NorthStarキューブ」あり(5分27秒)

 しかし、本当に部屋の隅々まで掃除できるているのだろうか。

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