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JVCケンウッド、2015 CESで「カーオプトロニクス」を提案――デジタルコックピットを搭載したショーカーの展示も2015 CES

» 2015年01月05日 14時38分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 JVCケンウッドは2015年1月5日、米ラスベガスで開催される世界最大級のエレクトロニクス・ショー「2015 International CES」にて、先進の車載用機器にオプトロニクス技術を用いたデジタルコックピットシステム搭載のショーカーを展示している。

「KENWOOD」ブース、「JVC」ブースの全景イメージ

 同社は、事業化に向けて開発を進めている「カーオプトロニクス」のアピールを狙う。

「カーオプトロニクス」の主な展示内容

 ドライバーの安全を守り、安心して運転できるようにするため、同社が開発を進めているカーオプトロニクス。これは、オプトエレクトロニクス(光電子工学)技術を車載用機器に用いたもので、ヘッドアップディスプレイや電子メーター、車載HDカメラなどがあり、「革新的先進運転支援システム(i-ADAS)」としてショーカーに搭載し参考出展される。

 例えば、フロントガラスにフルカラー高精細の安全運転支援情報などを表示する「高精細ヘッドアップディスプレイ」や、さまざまなディスプレイレイアウトを実現するフルカラーグラフィックスディスプレイ搭載の「次世代電子メーター」、サイドミラーをカメラとディスプレイの組み合わせに置き換え、運転中の視野内でミラー品質のライブ映像を提供する「高品位・高画質電子ミラー」や、車の上方から見た360度の視認性の高い映像を提供する「高視認全周囲俯瞰カメラシステム」などがある。

各ブランドブースの主な展示内容

 そのほか「KENWOOD」ブースでは、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するディスプレイオーディオ、AOA2(Android Open Accessory Protocol 2.0)対応によるAndroid音楽再生や、aptX/AACに対応する高音質Bluetooth搭載モデルをはじめ、インターネットラジオ(Pandora、iHeartRadio)にも対応した、1DIN CDレシーバーや、新設計の2DIN CDレシーバーの新ラインアップを展示。

 「JVC」ブースでは、「カーエンターテインメント」製品や、さまざまなコンセプトでユーザーニーズに対応するヘッドフォンの新商品などを展示する。

2015 CESサイト

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