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史上最薄! Android TV搭載のソニーの4Kテレビシリーズ登場――さらに拡充された「Life Space UX」も2015 CES(2/3 ページ)

» 2015年01月06日 20時09分 公開
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

「シンフォニックライトスピーカー」は3タイプ

 そして新型4Kテレビと並ぶ大きなトピックといえるのが、昨年の「2014 International CES」で大々的にシリーズ展開が開始された「Life Space UX」の関連製品群だろう。100インチ超の4Kコンテンツの投影が可能な超短焦点プロジェクターを皮切りに始まった製品シリーズは、開発中のプロトタイプやコンセプト品も交えて専用のデモスペースがCESやIFAの家電展示会で毎回披露されており、徐々に改良が進んで実際に製品展開へと進む過程を見るのも楽しい。

昨年2014年のCESでスタートして好評のLife Space UXの体験スペースも展示会場に用意されていた。こちらはすでに製品化済みの超短焦点プロジェクター

 今回は、照明とスピーカーを組み合わせた360度スピーカーシステム「シンフォニックライトスピーカー」(Symphonic Light Speaker)が新しい。2008年に同社が発表した「Sountina」(サウンティーナ)とコア技術を共有するものだという。

 カンファレンスで紹介されたスタンドタイプのほか、ペンダントタイプ、フロアタイプの3種類がある。スマートフォンなどとワイヤレス接続し、アプリを介して調光や音楽再生が可能だ。また同じ部屋に複数台を設置した場合には、連動して楽曲再生や調光を行える。展示機はコンセプトモデルだが、同社では「商品化を見据えた開発を進めている」と話していた。

「シンフォニックライトスピーカー」(Symphonic Light Speaker)のペンダントタイプ(左)とスタンドタイプ(右)。筒状の透明なカバー部分が全体に振動することで高音域を担当、ベース部が中低音域を担当する2Way構成のスピーカーとなっている

「シンフォニックライトスピーカー」のフロアタイプ

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