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CESで見つけた“注目のヘッドフォン”総集編2015 CES(3/8 ページ)

» 2015年01月11日 16時49分 公開
[山本敦,ITmedia]

フィリップスからLightning端子搭載&ハイレゾ対応の「M2L」が登場

 プレミアムカテゴリーのヘッドフォン「Fidelioシリーズ」にまた新しいラインアップが加わった。シリーズが誕生してからというもの、半年に一度ほどのペースでコンスタントに新製品を発表しているフィリップスの底力には脱帽させられる。作年秋に発表したフラグシップの「X2」、初のアクティブノイズキャンセリング機能搭載機「NC1」、スタンダードモデルの最新機「M1MKII」に加わるのは、世界初のLightning端子搭載・ハイレゾ対応の「M2L」だ。

Philipsの「Fidelio M2L」

 iPhoneやiPadなど、iOS 7.1以上を搭載するiOS機器にLightning端子仕様のケーブルを直結して、本体に内蔵するDACとアンプによる高品位なデジタル再生が楽しめるというもの。ハイレゾ再生は48kHz/24bitまでサポートしている。

 DACやアンプへのバッテリー供給はLightning経由でiOS機器から引っ張ってくる仕様だが、「低消費電力で駆動できる設計としている」と製品の開発担当者は語る。本体のハウジングの部分に楽曲再生のコントローラを付けているところは、日本国内でも発売される「M2BT」と操作性を共通化している。

入門機の「Fidelio F1」

 同くFidelioシリーズに加わるもう1つの新しいヘッドフォンが「Fidelio F1」だ。リッチなアルミハウジングに、本体をコンパクトに折り畳めるコラプシブル設計、心地良い装着感を実現したところなど、手抜きは一切無しの“エントリーモデル”だ。価格は149ドルと発表されている。

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