Zound Industriesは、「Marshall Headphones」の「MAJOR II」を発表した。低域の深みを強化したという40ミリ口径のドライバーに、本体を折り畳めるコラプシブル設計、複数台のヘッドフォンを数珠つなぎにしてペアリスニングが楽しめる機能などを盛り込んで、その価格は100ドルとお手頃だ。
ハウジングがコントローラーになっていて、ハンズフリー通話や楽曲再生操作が行える。ルックスも悪くないし、十分にコストパフォーマンスの高さが感じられるヘッドフォンだ。
いま流行のセンサーテクノロジーによるエレクトロニクス機器のスマート化はイヤフォンにも広がりつつある。仏Parrotの「Zik Sport」はシリーズ初のイヤフォン。Bluetoothのワイヤレスイヤフォンにセンサーを組み込んで、アクティブトラッカーとしての機能を兼備させている。心拍数センサーやペドメーターを内蔵し、取得されたデータをモバイルアプリに表示してエクササイズの成果を図ることもできる。
ヘッドフォンのZik 2.0にも搭載されているアクティブノイズキャンセリング機能を採用し、音楽を聴きながらでも外部環境音を取り込みながら安全にイヤフォン再生が楽しめる「Street Mode」をアプリに統合している。発売時期や価格は未定。
SMSオーディオからもカナル型の生体認証付きイヤフォン「biosport」が発売された。イヤフォン部分にセンサーが内蔵されていて、GPSと「RunKeeper」アプリに連携させてランニングやウォーキングの成果をモニターできる。価格は149.95ドル。カラバリもブルーとイエロー、グレーの3色がそろう。
今年のCESにはウェアラブルやドローンなど、クラウドファンディングにより誕生したブランドの製品やサービスが数多くひしめき合いた。やがて近いうちにその波がイヤフォンやヘッドフォンなど、ポータブルオーディオにも押し寄せてきそうな予感が感じられた。
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