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チョコじゃなくて「コトン」が届いたので洗濯した(2/2 ページ)

» 2015年02月17日 15時11分 公開
[ITmedia]
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 スイッチを押すと、コトンの先端がコトコトと上下に動き出す。最初は汚れの周囲にあて、中心に集めるように叩いていくのがコツらしい。汚れがキッチンペーパーにちゃんと移るように、衣服をこまめに動かして位置を変えよう。叩きはじめは10秒程度を目安に移動し、汚れがキッチンペーパーに移らなくなったと思ったら30秒程度を目安にするのがいい、と説明書に書いてある。

周囲からコトコト

 コトンは水を出しながら叩くため、汚れが洗剤の成分とともにキッチンペーパーに移った後は、自動的に“すすぎ”も行える。洗濯時間は、面積や汚れの種類にもよるが、軽い汚れなら30秒程度から2分程度。仮にそれ以上も叩き続けなければならないときは、ボトルに水を追加しよう。ボトル内の水は約2分でなくなるからだ。

横にあった2つの小さな汚れもコトコト

きれいになりました

 なお、口紅や油性ボールペンといった手強い油汚れの場合、あえてボトルに水を入れず、洗剤の原液だけで叩くほうが落ちやすい、と説明書に書いてある。この点は憶えておいたほうがよさそうだ。

汚れが移ったキッチンペーパー

 衣服に付着した汚れは、時間経過とともに落ちにくくなるもの。汚したら、すぐに洗濯するのが正しい対処方法だ。その点、ハンディータイプで乾電池駆動の「コトン」は持ち歩きが容易で、困ったときにすぐに使えるのがうれしい。

 バッグにしのばせておくも良し、仕事場などに置いておくのもいい。場所によってはキッチンペーパーを入手するのは難しいかもしれないが、会社や学校だったらトイレのペーパータオルなどでも代用できそうだ。ペットや小さい子どもがいて思わぬところで洗濯する必要が出てくるご家庭はもちろん、おしゃれに気を使う女性、汚れが付きやすい職業の人などにもオススメ。ニッチなようで実は幅広いユーザー層に受け入れられる可能性がある、そんなアイテムだと思う。

 また、バレンタインデーに心を乱されたことはともかく、ホワイトデーのお返しにしても喜ばれるかもしれない。値段が(プレゼントとしては)手頃で意外性があり、けっこう見栄えもするからだ。「コトン」を手渡し、「それ、実は洗濯機なんだ」といったら面白いかもしれない。

カラーはスカーレットオレンジ、チタンゴールド、コーラルピンクの3色。価格は1万円(税別)

 あ、その前にチョコもらってなかった。

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