サイラスは2015年5月12日、新オーディオブランド「Oriolus」(オリオラス)を立ち上げると発表した。ブランドの立上げに伴い、同社は日本国内における販売、サポートの体制を整えていくとしている。
Oriolusは、ヒビノインターサウンドのエンジニアリングチームとiBasso Audioのチーフエンジニアであるリー・ジェン・スン(Li Jian Sheng)氏が共同で立ち上げたオーディオブランド。今後、ヘッドフォンやイヤフォンだけでなく、至高のオーディオ機器提供を目的に多様な音響製品を鋭意開発するという。
同社の第1弾となる製品は、ブランド名と同じ「Oriolus」を冠する4ウェイタイプのカナル型イヤフォン。価格はオープンで、5月16日発売予定。予想実売価格は10万8000円(税込)前後の見込み。
Oriolusは、3基のバランスド・アーマチュアと1基のダイナミック・ドライバーを備えた4ユニット構成のハイブリッドイヤフォン。臨場感あふれる音場を再現するという。
出力音圧レベルは114デシベル/ミリワット、インピーダンスは16オーム。コード長は約1.2メートル。フォームイヤーチップMサイズ、シリコン製イヤーチップSS/S/M/Lサイズ、取扱説明書および保証書が付属する。
なお、同社では公式ツイッター(@Oriolus_Audio)にて、先行してOriolusの数量限定販売を1月より開始しており、3月に実施した2次受注を含め先行販売分は完売しているという。
Oriolusは、5月16と17日に東京・中野で開催される「春のヘッドフォン祭2015」でも展示される予定だ。
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