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サエク、独自ドライバー搭載のダイナミックモーション上位モデル「DM100」を発売

» 2015年06月01日 21時30分 公開
[ITmedia]

 サエクコマースは6月1日、DynamicMotion(ダイナミックモーション)製イヤフォンの新製品「DM100」を発表した。価格は1万7500円(税別)。6月6日に発売する。

ダイナミックモーションの新製品「DM100」。ブラックを基調とし、ローズゴールドのアルミリングがワインポイント

 独自の振動板技術を持ち、大手スマートフォンメーカーなどにもOEM提供しているダイナミックモーションが送り出す自社ブランド製品第3弾。2013年の「DM008」、2014年の「DM008P」はハウジングにL/Rを大きく描いたポップなデザインだったが、今回は一転して高級感のある優雅なイメージになった。本体カラーはピアノブラック(光沢黒)で、ヘアライン加工を施したローズゴールドのアルミリングがワインポイントだ。

 そのハウジングに収められたドライバーは、新開発の「Balanced Dynamic Driver」。基本的にはフルレンジのダイナミック型だが、振動板に波紋状のサスペンションを組み込み、高い剛性を確保するとともにユニットの振動ロスを低減して正確な駆動を実現したという。

 「バランスド・アーマチュア型のような繊細で高い解像度とダイナミック型のナチュラルでシームレスな帯域バランスと音調表現を高い次元で両立した」(サエクコマースの北澤慶太社長)。また従来機の「聴き疲れしにくい」という特徴も継承しているという。

「Balanced Dynamic Driver」の構造図

 またコンピューターシミュレーションを駆使してハウジング内の空気の流れを解析し、最適な背面部にエアフローを設けている。再生周波数特性は20〜2万Hz、インピーダンスは24オーム±15%。

背面部にエアフローを設けた

 ケーブルも新開発。特殊なコーティング加工でタッチノイズを低減し、しなやかで絡まりにくいという。ケーブル長は1.2メートルだ。


 パッケージには、本体のほかに専用キャリーケース、ケーブルクリップ、4サイズ(XS/S/M/L)のイヤーチップ、フォームチップ、航空機用アダプターなどが同梱(どうこん)される。

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