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「踊ってみた」の練習に! 場所を選ばず踊り狂えるIPX6防水のBluetoothスピーカーソロ朝活のススメ(1/2 ページ)

» 2015年08月17日 11時00分 公開
[村上万純ITmedia]

 最近は各社からポータブル型Bluetoothスピーカーが登場しており、どれを選んでいいか分からないという人も多いだろう。今回紹介するフィリップスのBluetoothスピーカー「BT2200」は、IPX6の防水性能を備えつつも実売想定価格が6980円前後(税別)とお手頃なのが特徴だ。

photo フィリップスのBluetoothスピーカー「BT2200」

小柄ながらもパワフルなサウンド オシャレなカラー&デザインがポイント

 網の目状のスタイリッシュなデザインが特徴で、カラーはビビッドなレッド、夏らしい爽やかなアクア、シックなブラックの3色をラインアップする。今回はレッドを選んだが、屋内にあれば赤色がアクセントとして効き、屋外では目立つので紛失防止にもなる。

photo 赤色がアクセントになる

 本体サイズは107.3(幅)×58(奥行き)×69.1(高さ)ミリ、重量は200グラムと、コンパクトで持ち運びしやすい。底面にはゴム素材の滑り止めがある。電源ボタン、ボリュームボタン、防水キャップ付き充電端子、AUX端子などは側面に備える。

photo 右側面に防水キャップ付き充電端子、AUX端子を備える
photo 左側面は電源ボタン、ボリュームボタン、ペアリング状態を示すアイコンがある

 40ミリ径のフルレンジスピーカーを1基搭載し、定格出力は2.8ワットとコンパクトながらも迫力のあるサウンドを再生する。再生周波数特性は40〜2万Hz、インピーダンスは4オーム。屋内でボリュームをマックスにすると力強く音が反響するが、音割れはない。後ほど詳しく紹介するが、屋外でも問題なく音が届いた。イヤフォンやヘッドフォンを通して耳だけで音を聴くのと異なり、音が全身に当たるような感覚は心地良い。℃-uteの「Danceでバコーン!」を聴いたところ、中低音からボーカルの声まで全体的に曲の迫力を感じた。

 容量500mAhのリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、約5時間の連続再生が可能。帰宅後の室内、入浴中、寝る前の寝室とぶっ続けで利用できるほか、キャンプやBBQなどのアウトドアでも昼から夕方くらいまでは音楽を流し続けられる。

 NFCは非対応で、Bluetoothのペアリングは設定画面から行う。本体の電源をオンにすると自動的にペアリング待機状態になる。ソニーのウォークマン「NW-A10シリーズ」や、Androidスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」で試したが問題なくペアリングできた。最大8デバイスまで登録できる。

photo ソニーのウォークマン「NW-A10シリーズ」とペアリング

 Bluetoothのバージョンは4.0で、有効範囲は10メートル。マイクを搭載し、スマホの着信を受けてハンズフリー通話も可能だ。

風呂やキッチンでも気分が高まる 各操作は非対応

 注目したいのは「あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない」というIPX6準拠の防水性能だ。水没はできないが、浴室、キッチン、プール、川辺などの水回りでも十分利用できる。台の上に乗せればお風呂やプールに浮かべて使うこともできるが、転落には注意したい。

photo 水回りに置いても大丈夫

 浴室は音が反響するので少しの音量で自分だけの空間を演出でき、半身浴にぴったり。耳が寂しくなる料理中もすぐ近くで音楽を楽しめる。ただし、本体に再生/停止、巻き戻し/早送りなどの各操作ボタンはない。スマホは水滴が付くとタッチパネルが反応しないし、ウォークマンは防水非対応なので、基本的に音楽は流しっぱなしになる。

photo 片手で持ち運べるサイズ感。水にぬれても問題ない
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