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なぜ関西は「鳥肌」ではなく「さぶいぼ」なの?

» 2016年03月08日 06時00分 公開
[ITmedia]

 「地方によってなぜ呼び名が違うの?」「関東と関西、違う呼び名でも中身は一緒?」そんな日本の言葉を1日1つずつ紹介していく「意外と知らない日本の雑学」

 寒さや恐怖等でゾクッとしたときに身体の皮膚表面にできるブツブツ、関東で「鳥肌」と呼ばれるものですよね。でも、この鳥肌、関西では「寒イボ(さぶいぼ)」と表現されることをご存じですか?

 関東では、鳥の毛をむしったあとのように皮膚にブツブツが出るので「鳥肌」といわれていますが、それに対して関西地方では「寒さが原因で出るイボ」という意味から、「寒イボ(さぶいぼ)」との呼び名がついたようです。寒気を誘うという意味では、「鳥肌」より「さぶいぼ」のほうが分かりやすいかもしれませんね。

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