シャープは、液晶テレビ“AQUOS”(アクオス)の4K/HDR対応ライン「USシリーズ」に、45V型の「LC-45US40」を追加する。9月30日に発売予定で、価格はオープンプライス。市場想定価格は19万円前後(税別)。
液晶パネルには、外光反射を抑えてコントラストを高める「N-Blackパネル」を搭載。ピーク輝度を従来機比で15%以上高める「リッチブライトネス」技術採用のLEDバックライトと組み合わせた。画像処理エンジンの「AQUOS 4K-Master Engine PRO II」は4Kアップコンバート回路を内蔵し、2Kのハイビジョン放送も精細感を高めて表示できるという。
スピーカーはオンキヨーと共同開発。フルレンジユニットを使用したフロントL/Rにサブウーファーを加えた2.1ch仕様だ。
同社製セットトップボックス「AQUOSココロビジョンプレーヤー」(実売2万円前後)を接続すれば、人工知能がユーザーの視聴傾向を学習してテレビ番組やネット動画配信からコンテンツをおすすめするクラウドサービス「COCORO VISION」が利用できる。さらに同社製Blu-rayレコーダーと組み合わせ、テレビで視聴している番組をHDDに最大90分間の一時録画を行う「タイムシフト」機能にも対応した。
HDMI入力は4系統。本体サイズは、スタンド装着時で1011(幅)×323(奥行き)×618(高さ)mm。重量は約20.5kg。
シャープでは今後、液晶テレビからの買い替えニーズが高まると予測。2007年頃に主流だった32V型モデルをリプレースする場合、画面がひとまわり大きくなって高さが変わらないLC-45US45を提案していく。画面は大きく、高精細になるが、LEDバックライトの採用などによって電気代はほぼ変わらないという。なお、年間消費電力はLC-32GD7が135kWh/年だったのに対し、LC-45US40は128kWh/年となっている。
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