パナソニックのレンズ一体型カメラ「DMC-FZH1」がすごい。そうだなあ、一言でいえば、「ボクが考えた史上最強のコンデジ」だ。史上最強にしたのでその分デカくなったけど、仕方ないと思えるくらいだ。
前モデルの「DMC-FZ1000」もスゴかったけど、今回はそれをはるかに超えた最強っぷりである。レンズスペックでいえばソニーの「DSC-RX10M3」の方が最強感が高いのだけど、見た目的にはDMC-FZH1のゴツい感じが妙にたまらないのである。
とりあえず静止画も動画もデカさも最強である。
DMC-FZH1は1型センサーを搭載したハイエンドコンデジ……コンパクトではないのでコンデジとは言いにくいのだが、まあ最強クラスのレンズ一体型カメラだ。
見た目はその辺のデジタル一眼より、例えば同社の新製品「DMC-G8」よりデカい。ボディ部だけ比べてもデカい。ガシッとしてる。重さも撮影時重量で約966gと約1kgと思っていいくらいだ。
電源を入れるとレンズがにゅうっと伸びる。
普通はそこでズーミングするとさらに伸びるのだが、DMC-FZH1は鏡胴は伸び縮みしない。ずっと同じ長さで、鏡胴の中でレンズが動いてズーミングするのである。長さが変わらない、重量バランスがほとんど変わらないのはよい。
さらにレンズフードがほどよくゴツくて最強っぽいのである。レンズフードをさかさにした収納時なんかゴロンとしててなんか楽しい。
レンズは24-480mm相当。DMC-FZ1000が25-400mm相当だったのでちょっと伸びた。
いつものガスタンクで広角端と望遠端を。ズーム倍率だけなら80倍ズームなんてカメラも出ているが、1型センサー機となると600mm相当まで伸びるソニーのDSC-RX10M3とキヤノンの「Powershot G3 X」。450mm相当はそれにつぐ焦点距離となる。
F値はF2.8-4.5。480mm相当でF4.5を維持している。撮影最短距離はワイド端で約3cm、望遠端で1m。480mm相当で1mなのでけっこう寄れる。
テレマクロ的に使っても面白い。
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