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さようなら実物大ガンダム、その軌跡とこれから(3/3 ページ)

» 2017年03月06日 14時23分 公開
[芹澤隆徳ITmedia]
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 さまざまな思い出をくれた実物大ガンダムの公開は3月5日で終了し、残念ながら今後は展示の予定がありません。「ガンダムフロント東京」も4月5日までの営業となります。

 しかし、まだ終わりません。

 思い出してください。実物大ガンダム立像は、「機動戦士ガンダム」の放映30周年を記念して2009年に立てられました。つまり2年後の2019年は「ガンダム40周年」、東京オリンピックが開催される2020年は、「ガンプラ発売40周年」のメモリアルイヤー。その準備がもう始まっています。

「THE GUNDAM BASE TOKYO」のエントランスイメージ。約600坪の店内には約2000種類のガンプラが並びます。(c)創通・サンライズ

 2017年夏、「ダイバーシティ東京 プラザ」7階には国内初のガンプラをメインにした総合施設「THE GUNDAM BASE TOKYO」がオープン。訪日客の多い臨海副都心エリアに世界一の品揃えを誇るオフィシャルショップが登場します。

ユニコーンガンダム立像のイメージ

 そして2017年秋にはフェスティバル広場に「ユニコーンガンダム」の立像が立ちます。公開されたイメージ写真を見ると「デストロイモード」のようですから、その全高は21.7m(設定)。これまでのガンダム立像より、さらに大きくなるはずです。

 一方、展示が終了した実物大ガンダムは今後、ガンダム40周年に向けた「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」での企画検証・参考用に使われる予定です。このGLOBAL CHALLENGEは、世界中から叡智を集め、「実物大ガンダムを動かそう」という壮大なプロジェクト。そう、立像としての展示予定はなくても、2019年には実物大ガンダムが“動く姿”を見ることができるかもしれません。

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