一応、恒例のISO感度別高感度作例をここで。
これだけだと比較対象がないよねってことで、2015年に出たK-3 IIのレビューで使った高感度作例と比べて見よう。
K-3 IIの最高感度だったISO51200での比較である。
人形の左右の位置が逆だったりするので(ちゃんと統一してなくてすまん)、共通する場所で比較。
明らかにKPの方が良くなってるでしょ。
というわけで、ISO80万はさすがにムチャぶりだけど、高感度時の絵は明らかによくなってるすごいぞKP、である。
他社の最新モデルと比べるとそこまで差はでないが、KPはノイズは多少のってもディテールや色は生かす方向で画作りをしているようだ。
さて高感度の話だけしても偏るのでそれ以外も。
撮影モードは豊富。オートはリアルタイムシーン界的システムでシーンアナライズオート(一般にいうシーン自動認識オートと同じか)。
露出モードはプログラム、絞り優先、シャッタースピード優先、マニュアルに加えて、ペンタックスらしいISO感度優先AE(ISO感度を指定するとそれに合わせて露出が決まる)、絞り・シャッタースピード優先AE(絞りとシャッタースピードを決めるとそれに合わせてISO感度を変えて露出を決めてくれるAE。マニュアル露出+ISOオートと思っていい)がある。このあたりは実に面白い。
手ブレ補正はボディ内で5軸で5段の手ブレ補正。ミラーショックがある分、ミラーレス機よりはちょっと手ブレに気をつけねばならない感はあるけどけっこう止まる。
となかなかセッティングで楽しめるのだ。
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