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» 2017年05月30日 00時05分 公開

アウトドア“最強”スマートウォッチ、カシオ「PRO TREK Smart」と旅をしてみた山本敦の「体当たりッ!スマート家電事始め」(3/4 ページ)

[山本敦,ITmedia]

旅の思い出を地図に残せるスマートウォッチ

 APPボタンにロケーションメモリーを設定しておくと、ボタンを押してすぐに地図が表示されて、拡大機能を示すルーペのアイコンが上に、下側のアイコンをタップすると「マーク」を登録できる。この「マーク」とは、地図の中に「いいね」アイコンを付けたり、思い出に残りそうな場所に音声入力によるテキストメモ(機能は「音声メモ」と呼んでいる)を残しておく機能だ。アイコンをタップすると、マークの一覧が並ぶ。リストにある「また来たい」を選ぶと、その場所の5km圏内に再び近づくと通知を知らせてくれたり、音声メモも同時に表示される。

バルセロナの街中で音声メモとマークの機能を試す

 マークの種類は色々と用意されているが、主にアウトドアでのアクティビティに関連するものが多い。商品のコンセプトを考えれば当然だが、「バスや電車に乗った」、「買い物を楽しんだ」などの旅行に関連するカジュアルで分かりやすいアイコンのセットも追加してほしい。旅の思い出を記録できるスマートウォッチとしての魅力がさらに増してくると思う。

食事をしたらマークを登録。食べたものの内容など詳しく記録しておきたい時には音声メモを利用する

 「音声メモ」や「マーク」をマップに追加するためにはまずGPSの位置情報が正確に取れている必要がある。位置情報が取得できていないと、時計の画面にマークを付ける前段階のアイコンが表示されない場合があった。WSD-F20はスマホとペア設定している間は、スマホ側のGPSを使って位置情報を把握している。なるべく物理的に空の開けた環境にスマホを置いておくと正確なGPSデータが得られる。時計とスマホとのBluetooth接続をいったん切るか、またはスマホの電源をオフにしたり時計を機内モードに切り替えればWSD-F20の内蔵GPSで位置情報を取得することもできる。スタンドアロンでもGPS機能が使えるようになるのはありがたい。

日次で履歴データが記録され、音声メモやマークも時系列でリスト化される。マップで確認することも可能

 GPSデータは電波の状況によって衛生の測位が数百メートル単位の誤差を生むこともある。街を歩いたり、自転車に乗っているときには細かな道のりが地図上で正確に示されていたが、空港からリムジンバスに乗って高速道路を移動した際にはマップ上におおざっぱなルートが記された。また飛行機による移動はマップに記録が残らないようだ。海外旅行の際には国をまたいだ移動の履歴をマップに残せたら面白くなりそうだ。

高速リムジンバスで移動するとトラッキングデータはこんな感じでざっくりと表示された
飛行機で移動すると乗り降りの前後のデータは記録されない

 時計の画面に表示した地図は拡大・縮小ができて、細かな移動の軌跡をチェックしたいときに役立つ。同じ場所にとどまりながらマークを付けていくと1カ所にマークが固まって見づらくなるが、あとから時計の履歴表示の機能を使って、マークや音声メモを記録した時系列で表示することもできる。

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