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Astell&KernとJH Audioのコラボイヤフォン「ROSIE」、6ドライバーのはずが実は8ドライバーだった

» 2017年06月09日 11時02分 公開
[ITmedia]
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 アユートは6月9日、同社が2016年5月27日から販売している米JH AUDIOのモニターイヤフォン「ROSIE」(Astell&Kernコラボレーションモデル)において、仕様の表記に誤りがあったと発表した。片側6ドライバーと表記していたが、実際には8ドライバーだったという。

JH AUDIOのモニターイヤフォン「ROSIE」(Astell&Kernコラボレーションモデル)

 該当製品は2015年12月の発表時、搭載するバランスド・アーマチュア型ドライバーを「片側6個」と公表されたが、その後JH AUDIO側が品質向上を目的に「片方8個」の仕様変更を実施していた。しかし、手違いで詳細が日本側に通達されておらず、また価格が据え置きだったこともあって気づくのが遅れた模様。結果として、アユートを通じて日本国内に流通したROSIEは、すべて仕様変更後の8ドライバーモデルだった。

米JH AudioのJerry Harvey氏。“イヤモニの神様”と呼ばれ、音に妥協しないことで知られる(2015年末の製品発表会で撮影)

仕様変更内容

変更前:搭載ドライバー数:6個搭載(低域×2、中域×2、高域×2)

          ↓

変更後:搭載ドライバー数:8個搭載(低域×2、中域×2、高域×4)


 アユートでは、発売から事実確認までに時間を要したことを謝罪するとともに、再発防止に努めるとしている。「JH AUDIOとして品質・音質のさらなる向上を果たした仕様変更後の製品ですので、何卒ご安心いただきたく存じます」(アユート)

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