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次世代の真空管を採用したラジオキット

» 2017年06月13日 12時44分 公開
[ITmedia]

 ビット・トレード・ワンは、コルグ(KORG)の新しい真空管「Nutube」を使用するハイブリッド真空管ラジオキット「ADDP1707K」を発売する。6月19日発売の「電子工作マガジン2017年夏号」(電波新聞社)との連動企画。同日より全国の電子工作キット取扱店および各WEBショップで販売する。価格はオープンプライスで、店頭では1万5800円前後(税別)になる見込みだ。

「ADDP1707K」完成時。収納ケースが付属する
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 Nutubeは、コルグとノリタケカンパニーリミテドが開発した音楽機器向けの3極真空管。蛍光表示管(VFD)の技術を応用し、従来の真空管に比べて2%以下の電力で動作する省電力性能と、容積で30%以下という小型化を実現した。「真空管特有の豊かな倍音を損なうことなく、大幅な省電力化と小型化を実現した次世代の真空管」(ビット・トレード・ワン)という。

Nutubeのイメージ
基板上での真空管ラジオの動作を学べる

 キットは基板上での真空管ラジオの動作を学べるほか、携帯に便利な収納ケースも付属している。収納ケース使用時のサイズは69(幅)×28(高さ)×115(奥行き)mm。重量は約135g。006Pアルカリ乾電池1個を使用する。なお、完成品の「ADDP1707P」(税別1万7800円前後)も同時に発売する予定だ。

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