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パナソニック100周年記念! 「松下幸之助 歴史館」に行ってきた(4/5 ページ)

» 2017年09月17日 06時00分 公開
[滝田勝紀ITmedia]
シリンダー型電気掃除機「MC-8」(1958年)

 筒形デザインを採用し、取り回しの良さから人気になったシリンダー型(キャニスター型)掃除機。掃除機分野ではその後、業界初の機能を次々と開発し、大きく飛躍していった。

電気自動炊飯器「SR-18」(1959年)

 毎年高機能モデルが開発される電気炊飯器の原点となった製品。扱いやすく故障しにくい上、炊飯機能にこだわった。

電子レンジ「NE-100F」(1963年)

 電子レンジの1号商品。大型で115万円と高価だったため、主に業務用として利用されていた。その後、家庭用の普及を目指し、2年後には家庭用の電子レンジを発売。そちらは当時の価格で19万8000円と、1号商品と比べかなり安価に。

ハイトップ乾電池(1963年)

 長寿命を売りにした乾電池シリーズの第1弾。長期保存が可能で液漏れしにくい、さらに暑さ寒さにも強いなど、優れた点が多かった。

町の直営店の店頭などに置かれていた「ナショナル坊や」も実物が所蔵されている
DDターンテーブル テクニクス「SP-10」(1970年)

 テクニクス技術陣が世界に先駆けて開発したダイレクトドライブ方式のターンテーブル。

赤外線リモコン搭載カラーテレビ「TH6600-FR」(1972年)

 リモコンの誤作動が国会の場で審議されるなど、テレビの信頼性が問題となる中、安定動作する赤外線リモコンを世界で初めて採用したテレビ。なお、現在はテレビだけでなく、普及しているほとんどの電子機器の制御に赤外線が使われるなど、リモコンの原型となったのもこちらのテレビといえる。

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