アユートは9月20日、“Astell&Kern”ブランドの新しいエントリーモデルに位置付けられるハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー「AK70 MKII」を発表した。新たにDACを2つ搭載し、アンプ部を強化するなど「エントリーを超えたプレミアムモデル」(同社)。10月14日に7万9980円(税込、直販価格)で発売する予定で、同日から予約を受け付ける。
ユーザーからの要望が多かったというデュアルDAC化では、シーラス・ロジック製の「SC4398」を2基搭載。また最新のフラグシップモデル「A&ultima(エー・アンド・ウルティマ) SP1000」の設計思想を受け継ぎ、「バランス再生時の高出力化と低歪(ひずみ)、高S/Nの両立」を目指したという。
通常の3.5mmイヤフォン端子に加えて2.5mm 4極のバランス出力端子を装備。PCM音源は最大384kHz/32bit(ダウンコンバート再生、ネイティブ再生は192kHz/32bitまで)、DSDはPCM変換によって5.6MHzまでの再生に対応する。内蔵ストレージは64GBで、microSDカードスロット1基を装備。内蔵バッテリーで連続約10時間の再生が可能だ。
このほか、DLNA準拠の「AK Connect」を使ってネットワーク経由のオーディオストリーミング再生やスマートフォンからの遠隔操作に対応。さらにPCとUSB接続してUSB-DACとしても利用する機能もある。Bluetoothも内蔵。コーデックはSBCやaptXに加えてaptX HDまでサポートした。
本体サイズは62.8(幅)×96.8(高さ)×15.2(奥行き)mm。重量は150g。
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