ソニーは12月11日、電子ペーパー搭載のディスプレイウォッチ「FES Watch U」でアーティストやコンテンツとのコラボレーション商品(別注品)を展開すると発表した。第1弾は創立55周年を迎えたタツノコプロ。「マッハGoGoGo」や「ヤッターマン」といった往年の人気作がモチーフになる。
FES Watch Uは、ソニーの新規事業創出プログラムSAP(Seed Acceleration Program)から生まれた製品の1つ。文字盤とベルトに薄くて軽いアクティブマトリクス型フレキシブル電子ペーパーを用い、ボタン1つで時計全体のデザインを変更できる。
コラボ商品にプリインストールされたオリジナル柄は、「宇宙エース」「マッハGoGoGo」「科学忍者隊 ガッチャマン」「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」に「タツノコプロ55周年記念ウォッチ」を加えた5種類。ボタンを押すと表示が変化する仕組みで、例えばガッチャマンではキャラクターが変身し、マッハGoGoGoでは1時間でマッハ号が一周するなど、「タツノコプロの作品性とFES Watch Uならではの時間表現の融合が楽しめる」(同社)という。
パッケージもオリジナルで、充電クレードルにはシリアルナンバープレートが付き、原画入りストーリーノートが同梱(どうこん)される。価格は本体カラーによって異なり、6万9000円から8万3000円まで。数量限定で11日から23日まで予約を受け付ける。
ソニーでは、「今後はファッションやデザインを軸に、音楽や映画、コミックやアニメなどさまざまなコンテンツへとコラボレーションの幅を広げていく」としている。
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