画質は前述した通り、上位モデルと同じ。
いつものガスタンクから。
レンズは18-55mmF2.8-4.0。標準ズームレンズだ。
センサーはAPS-Cサイズで約2430万画素。X-Trans CMOS IIIという独特の配列を持ったセンサーでモアレや偽色が出づらいのが特徴。フジフィルム独特の描写はセンサーからして違うのだ。
このセンサーは像面位相差AFセンサー内蔵で、中央部(横50%、縦75%のエリア)で位相差センサーならでは高速なAFが可能。追従性も高く、AF-C時も十分に対応してくれるレベルだ。
ISO感度はISO200〜12800だが、下はISO100、上はISO51200まで拡張可能だ(メカシャッター時)。
ISO400からISO51200までISO感度を上げながら撮影して、部分的に等倍表示してみた。ISO400や800はすごく滑らかでディテールもしっかり解像してる。ISO25600以上は拡張ISO感度だなという感じだが悪くはない。
シャッタースピードは上限が1/4000秒。電子シャッターを使うと1/32000秒まで上げられる。自動切り替えにしておけば、1/4000秒を超えると自動的に電子シャッターに切り替わるので、晴天下での絞り開放撮影でもOkだが、電子シャッター時のローリングシャッター歪みは小さくないので気をつけたい。
顔検出+瞳検出機能の働きは良く、ポートレートは得意。DRオートにしておくと、ダイナミックレンジが高い時はISO感度を1段上げてハイライト部を抑制して撮影してくれる。
明るいレンズで寄って撮るときも自動的に手前の瞳にフォーカスが合ってくれるのは良い。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR