明るい室内にて。50mm F2の単焦点レンズ(75mm相当になる)でポートレート。フォーカスはちゃんと手前の目に来てる。明るめに処理しようと+1の露出補正をかけた。肌色が非常にナチュラルでいい(50mm 1/80秒 F2 +1 ISO400)背面モニターが可動式でないのは残念だが、まあそこはモニターを斜めから見て対応するということで。
AFポイントは325点と十分にある。
最後に夜のカットも。
ISO3200まで上がったが、ノイズもあまり目立たずディテールもしっかり残ってくれた。
バッテリーは上位モデルと共通で、USB充電対応。
最新モデルだな、と思わせてくれるのはBluetoothに対応したこと。Bluetoothで常時接続しておけば、BlueoothをトリガーにしてWi-Fiでスマートフォンと自動的に繋がり、撮った写真の自動転送もしてくれる。
撮影した写真は自動的に「転送予約」扱いになるので次に接続したときまとめて送ってくれるし、3M相当にリサイズしてくれるので時間もかからない。
かくして、X-E3はどこを削ってどこを残して何を追加するかをしっかり考えた名機。特に背面の十字キーをとっぱらったのは英断で、より「カメラらしいカメラ」になった。
ミラーレス機のトレンドをみると、ボディ内手ブレ補正を持たないのは残念であるが、気になったのはそのくらいで、カメラ好きやコンパクトで高画質なミラーレス機が欲しい人にお勧めのミドルレンジの名機といいたい。
電源を切ってもスマホに写真転送できる富士フイルムのミラーレス「X-E3」
デジカメではない、デジタルな“チェキ”である! 富士フイルム「instax SQUARE SQ10」で遊んでみた
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