ITmedia NEWS >

全部入りの最強ミラーレス一眼、パナソニック「G9 Pro」(3/5 ページ)

» 2018年02月05日 15時35分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 被写体の位置を指定したいときはタッチパッドAFかジョイスティックで。

AF-Cモードにし、ジョイスティックでAF枠をカモの顔に合わせて撮影。ハシビロガモの雌(45-175mm 147mm 1/500秒 F5.5 +0.3 ISO1250)

 ISO感度は拡張感度も含むと、ISO100から25600。

 例によってISO感度を上げながら、ISO200からISO25600の絵を等倍でチェック。

ISO200から3200
ISO6400からISO25600

 さすがにISO25600はキツいけど、ISO3200まではかなりきれい。ISO12800でもそこそこ使える感じ。センサーサイズを考えるとすごく優秀だ。

手前の目にフォーカスを合わせて撮影。暗い室内だったのでISOオートで3200まで上がったが、このクオリティーなら問題なし(12-60mm 48mm 1/125秒 F3.9 +1 ISO3200)

 トレンドの機能はどんどん取り入れており、ハイレゾショットももちろんできる。手ブレ補正機構を使ってセンサーをずらしながら撮影して合成することでより高精細な写真を撮る機能だ。

 これも、4000万画素相当、8000万画素相当のどちらかを選ぶことができる。

ハイレゾモードの設定画面。ハイレゾモード時は電子シャッターが使われ、手ブレ補正は使えない。シャッターディレイはシャッターを押すショックでぶれないためだ。記録画素数は40Mと80Mを選べる
ハイレゾショットで撮り比べ。左から「20M」(通常の撮影)、40M、80M(この2つはハイレゾショット)。これだけディテールまでしっかり撮ってくれる。

 いやはや、速さのみならず、三脚必須とはいえ高解像度写真も撮れるのである。これぞ全部入りってもんだ。

ボタンとダイヤルが豊富でゴージャス

 さて続いて使い勝手や機能の話。

 大きめのボディにしっかりしたグリップ。

 電源はシャッターボタンの回りにあり、人差し指でさっとオンオフできる。グリップを変えずに電源オンオフできるのはいい。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.