1つはAF追従連写は最高で秒約20コマ。これはメカシャッターでも電子シャッターでも行ける。
1つはAF固定で最高秒約60コマ。速すぎてほんとに一瞬を捉えたいとき専用って感じ。こちらは電子シャッターになる。
そして得意の4K/6Kフォト。6Kフォトなら1枚当たり約1800万画素相当になるわけで、クオリティー的には十分使える。
で、G9 ProがProっぽいのはこれらや、6Kフォトの技術を利用したフォーカスセレクト(フォーカス位置を変えながら6Kで連写してあとからフォーカスの合った写真を選ぶ機能)を、レバー1つでさっと選べること。
いくら機能を満載しても使いたいときにすぐ使えないと意味がないわけで、G9 Proが素晴らしいのはそのあたりだ。
その分レバーやボタンがやたら多いのだけど、そんなのはまんべんなく覚える必要はなく、最終的に自分が使うべき機能をさっと使えるようになれば良いので問題はなかろう。
AFモードは顔認識、追尾、225点、マルチ(ゾーンAF的に使える)、1点、ピンポイントの6点。
今回、人物用に「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2」をお借りしたのだがこういう中望遠の明るいレンズで撮るとき、労せずして手前の目にフォーカスが来てくれると大変楽である。
しかも、「人物認識」もするようで、後ろ向きでも人物を捕まえてくれることがある(枠がその人のサイズに縦長になるので分かる)。これはなかなか。
こんな感じだ(まあ、カーブミラーを人物と認識してしまった例だけど、面白かったのでつい)。
それはさておき、ズームレンズでのポートレートもひとつ。
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