スマホへの転送時の画像サイズを細かく選べるのもよい。
自動転送に関してはまだサクサクという感じではないけれども、手動で選んで転送するくらいならBluetoothのおかげでけっこう快適だ。
なんというかもう、実に使いこなしがいがあるカメラである。
さて写りだけど、いいレンズを使えばすごくいい。発色のバランスもいいし、ディテールもちゃんと描写してくれるし、高感度も上げすぎなければ十分実用レベルだし、手ブレ補正もさらに強力になった。
今回は触れてないけど、もちろん4K動画にも対応している。動画カメラとしても優秀だ。
実に考え抜かれた、実用的な全部入りハイエンド機である。
その分、マイクロフォーサーズにしてはボディは大きいけど、マイクロフォーサーズはセンサーサイズが大きくない分、かなり高性能なレンズでもデカくないので、システム全体としてコンパクトに収まるから、全体として見ると十分マイクロフォーサーズを行かせるのである。
今まで、ハイエンドのマイクロフォーサーズ機はオリンパスのE-M1 Mark IIが引っ張ってきたが、超強力なライバルが出現したといっていい。どっちがいいとは言い難いが、今後の両者の争いも楽しみである。
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