光学7倍に1010万画素CCD、オリンパス「μ1020」登場
オリンパスは、コンパクトデジタルカメラ「μシリーズ」の最上位モデル「μ1020」を2月中旬に発売する。薄型ボディに光学7倍ズームと1010万画素CCDを搭載。
オリンパスイメージングは1月22日、コンパクトデジタルカメラ「μシリーズ」の最上位モデルとして、薄型ボディに光学7倍ズームレンズと1010万画素CCDを搭載した「μ1020」を発表した。5色のカラーバリエーションを揃え、2月15日に発売する予定だ。価格はオープンプライスだが、店頭では4万円台前半になる見込み。
厚さ25.5ミリの薄型ボディに、35mmフィルム換算で37〜260mmの光学7倍ズームを搭載。「従来の3倍ズーム機と同等の薄さで光学7倍ズームを実現した」(同社)という。レンズ構成は非球面レンズ4枚を含む6群9枚。5倍のデジタルズームも搭載しており、光学ズームと合わせて約35倍までのシームレスズームが可能だ。
撮像素子は1/2.33型の有効1010万画素CCDで、これに独自の画像処理エンジン「TruePic III」と組み合わせている。独自の顔検出機能「フェイス&バックコントロール」は、人の顔に自動的にピントを合わせるだけでなく背景の露出もコントロール。また、暗所撮影に便利な秒間3コマの連続フラッシュ発光や、暗い場所でもボタンの位置が分かるイルミネーションボタンなどを備える。
記録メディアは、本体に約14.7Mバイトのメモリを内蔵するほか、2GバイトまでのxD-ピクチャーカード(別売)に対応。また同梱のMicro SDアタッチメント「MASD-1」を使用してMicro SDカード(別売)を利用することも可能だ。
液晶モニターは約23万画素の2.7インチTFTカラー液晶で、バッテリーにはリチウムイオン充電池を採用。一回の充電で約260枚の撮影が可能だ(CIPA規格による)。外形寸法は、99(幅)×56.3(高さ)×25.2(厚さ)ミリ。重量は約135グラム(電池含まず)。
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