ファミリーマートは7月10日から、全店で一斉にプリペイド型電子マネー「Edy」と、クレジット決済「iD」の取り扱いを開始すると発表した。コンビニとしては初めて、Edy/iDの共用端末を導入する(4月19日の記事参照)。
ファミリーマートはNTTドコモと資本・業務提携しており、ドコモが推進するiDとトルカを全店・全レジで導入することを発表していた(5月28日の記事参照)。一部店舗ではすでにiDによる支払いができるようになっている(4月27日の記事参照)が、今後はDCMX/DCMX miniや三井住友カードiDなどに加え、クレジットカード機能付きファミマカード会員にも、「ファミマiD」という名称でiD機能を提供していく。
一方でEdy対応も進んでおり、現在は沖縄県、鹿児島県、宮崎県の3県を中心とする合計約480店がEdy決済に対応している。当初ファミリーマートは2007年春までに全店舗でEdyを導入する予定だったが、スケジュールが遅れていた(2006年8月の記事参照)。7月10日から全店舗で、Edyによる決済ができることになる。また店頭に設置されているマルチメディア端末「Famiポート」も、FeliCaリーダー/ライターの付いたタイプへリプレースされ(6月15日の記事参照)、「Edyギフト」の受け取りが行えるようになる。
ファミリーマートでは7月10日から8月13日まで、「iD Edy はじまる。使って当てよう!キャンペーン」を実施。携帯電話からキャンペーンサイトにアクセスし、「DCMX(iD)コース」「Edyコース」を選んでエントリーする。2コース両方にエントリーすることも可能。コースによってドコモコインやEdy、ANA旅行券が抽選で当たるほか、キャンペーンサイトへの応募者全員にファミリーマートオリジナル着信メロディが当たる。
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