JR東海は1月16日、在来線ホームの喫煙コーナーを撤廃し、3月14日から全面禁煙にすると発表した。禁煙となるエリアは下図の通り。
JR東海では全面禁煙化の理由について、在来線ホームは「列車編成がまちまちで、かつ、整列乗車が基本となることから、通勤・通学時間帯を中心に喫煙されないお客様が喫煙コーナー近くで列車をお待ちになる状況」だったため、と説明している。
なお、全面禁煙となるのは在来線ホームのみ。新幹線ホームについてはこれまで通り、喫煙コーナーが利用できる。
JR東日本も同様の発表を2008年12月に行っている。4月以降、下図のエリア内で駅ホームの喫煙所を撤廃、全面禁煙化を進める。
2003年5月の健康増進法の施行をきっかけに、鉄道各社では駅やホームの分煙・禁煙化を進めている。JR東海もJR東日本も、考えのベースになっているのは「非喫煙者の受動喫煙を防ぐこと」だ。とはいえ、愛煙家にとっては肩身が狭い世の中と言えそうである。
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