コラム
» 2013年05月24日 11時00分 公開

Facebook女子とmixi女子をもう一度比較してみた――データから見るペルソナ図鑑消費者理解コトハジメ(3/3 ページ)

[大久保惠司,Business Media 誠]
誠ブログ
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デモグラフィックは近いが、価値観や嗜好に違い

 今回のFacebook女子とmixi女子の比較は、年齢層、職業などの傾向は似通っていて、数量的にも大きな差がないセグメント同士の比較となりました。デモグラフィックに違いが少ないセグメント同士の比較でも、利用しているSNSなどのサービスやブランドの違いによって価値観や嗜好面での違いが見られる、ということが今回の比較で分かると思います。

 それにしても、mixiの減少幅が気になります。2011年9月から2012年6月の間に、約10.5%の減少でした。以前、mixiとFacebookを比較したときに、

mixiは極めてパーソナルなコミュニティを形成しているのに対し、当初のFacebookはビジネスまで含めたパブリックなコミュニティを形成しているのではないか

と書きました。しかし、mixiの形成している極めてパーソナルなコミュニティは今、Lineが担っており、若年層ではさらにその傾向が強くなっています(参照:「Line女子について)。大人のコミュニティを担うFacebookと、若年層のコミュニティを担うLineとに挟まれて、mixiはそれぞれから浸食されているようなイメージとなっているのではないでしょうか。

 ソーシャルメディアの主戦場がスマートフォンに移っていく中、伸びて行くのは「リア充」志向の人たちをサポートするソーシャルメディアのような気がします。今回大幅にユーザーを伸ばしたFacebookも、その後急速に伸び続けているLineも、分析してみるとリア充志向の人たちが多いようです。それは、SNSの利用者がリアルな生活をベースとしたコミュニティに軸足を移している、ということではないでしょうか。そうした中で、5月15日に社長交代を発表し、新しい体制のスタートをきったmixi。果たしてどんな戦略を見せてくれるのか、今後が楽しみです。(コプロシステム 商品計画研究所 大久保惠司

※この記事は、誠ブログ再び「フェイスブック(Facebook)女子」と「ミクシィ(mixi)女子」を比較してみた。 データから見るペルソナ図鑑(24)より転載、編集しています。

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