では、どういう人にヘッドハンターのスカウトが来るのだろうか? われわれの経験から、以下の5つの人材像にまとめることができる。
しかもこの人材像は、経営者やエグゼクティブでない「フツーに頑張っているミドルクラスのビジネスマン」がほとんどだと思って見ていただきたい。
1、2は、ある分野の仕事に打ち込み、実績があるか? ということで、これがないと転職しても即戦力には成り得ない。3、4は、自分がどれだけ他者に知られているかという発信力についてである。そして、何よりも大事なのは、5の「周りからの評判が高い人物」である。企業の経営者や人事担当者、そしてヘッドハンターは、その人の同僚や取引先などから評判を聞きつけてスカウト対象者を絞り込む。人間的にも仕事においても嫌いな人のことを良くは言わないから、周囲からの評判が悪いと、おのずと候補者にはなりにくい。言い換えれば、転職市場でモテる人材は、やはり周囲からもモテるということである。
いかがだろうか? 1〜5すべての項目に当てはまるようなら、あなたにスカウトの電話が来る日が近いかもしれない。
人生において「モテ期」は永遠に続かないように、今の30〜40代に訪れている「転職モテ期」もいつまで続くか分からない。周りからの評判が未来の仕事につながる可能性があるということを肝に銘じながら日々をいそしみ、もしあなたのもとにもチャンスが来たなら、思い切ってそのチャンスをつかみにいくことをお勧めしたい。(プロフェッショナルバンク、兒玉彰)
※この記事は、誠ブログの30〜40代に「転職モテ期」が到来!?より転載、編集しています。
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