2013年クリスマス商戦、“オイシイ”業界はどこ?投資4コマ漫画『カブ・ジェネレーション』

» 2013年12月21日 00時00分 公開
[雄山スズコ,Business Media 誠]
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 華やかに飾られたツリーやイルミネーションを目にしてからクリスマス商戦のことを考えても、株の世界では遅すぎます。でも分かっていても毎年動き出しが遅くなってしまうんですよね……。

 さて、クリスマス商戦というと伝統的には小売業が上がると考えられていますが、現代の消費動向から考えると任天堂、ソニー、マイクロソフトといったゲーム関連企業が強いようです。化粧品業界もクリスマス限定コフレなどで勝負をかけてきているようにみえます。

 拡大する一方のネット通販で、小売業を追い抜いて楽天やAmazon.co.jpが利益を上げるのか、それとも“モノ”よりも何かをする“コト”消費へという近年の流れから、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドを代表としたテーマパークや旅行業界などにも風が向いているのか? 悩みますね。

 ショーウィンドウに並ぶ品物を見ていると、誰かにあげるあてがなくても自分へのごほうびを買ってしまいたくなります。ただ、ネット証券の画面を見ていると、いつの間にか自分へのごほうびにかけたい金額のケタが上がっていたりして……。クリスマスはやはり特別に人々の消費欲をあおる季節ですね。

編集Iのつぶやき

「モノより思い出。」なんてキャッチフレーズのCMもありましたね。あれは自動車のCMでしたが。ちなみに今回が2013年最後の回となります。次回は2014年の1月11日です。来年もお楽しみに!


カブジェネが単行本になりました!

本連載『カブ・ジェネレーション』が単行本『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)となって、2013年11月26日に発売しました。ハゲタカくんのスピンオフや作者自身のしょっぱい過去、オススメ(?)優待情報などなど、本でしか読めない描き下ろしも盛りだくさん。あずさとはるかの投資を巡るドタバタコメディ、どうぞお楽しみください!


 →『新感覚投資コメディ 株に恋して』(中経出版)


著者プロフィール:雄山スズコ

漫画家兼投資家。政治経済ジャンルに主に生息。2004年から投資を始める。中国株、日本株、各種外貨資産などさまざまな金融商品で痛手を負うが、こりずに挑戦中。著書に『政治萌え!〜国会ゆるゆる観察日記』(司書房)、『国会萌えコメディ 政界のまんががこんなにユルいわけがない』(集英社)。ぷら@ほ〜むで『国会萌えコメディ政界のまんががこんなにユルいわけがない』を連載中。公式サイト「桃熊薬局」。著作一覧はこちら。カブ・ジェネレーション単行本『新感覚投資コメディ株に恋して』(中経出版)が2013年11月26日に発売。「ハゲタカくんの華麗な日常」ほか描き下ろし漫画もたくさん。イベント参加情報:コミックマーケット85 12月30日 東4ホール モ-17b。


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