子どもを一番入れたい大学は? C-NEWS編集部の調査によると、1位「東京大学」(16%)、2位「京都大学」(11%)、3位「慶應義塾大学」(10%)であることが分かった。全体的に国公立大学の人気が高い傾向がうかがえたが、私立大学では「慶應義塾大学」と「早稲田大学」の人気が目立った。居住別で見ると、北海道・東北に住んでいる人は「北海道大学」、東海は「名古屋大学」、近畿は「京都大学」など、その地域の国公立大学が1位であることが多かった。
その大学へ入学させたい理由を聞いたところ、「校風・伝統に魅力を感じるから」が32%でダントツ。次いで「立地・アクセスがよいから」(16%)、「就職実績がよいから」(10%)、「最先端の研究が進んでいるから」(9%)という結果だった。
また出世できそうだと思われる学部は「法学部」(44%)が1位、以下「経済学部」(21%)、「工学部」(14%)、「理学部」(6%)、「農学部」(3%)と続いた。
20〜59歳の会社員で、世帯年収1000万円以上の男女1000人(男性798人、女性202人)が回答した。インターネットによる調査で、期間は8月29日から8月30日まで。
子どもに入社させたい「トヨタ自動車」
子どもを一番入れさせたい大学は「東京大学」がトップだったが、入社させたい会社はどこだろうか。1位は「トヨタ自動車」で11.8%、以下「ソニー」(5.6%)、「三菱商事」(4.8%)、「三菱東京UFJ銀行」(3.6%)、「キヤノン」(3.3%)だった。その会社を選んだ理由については、「会社に将来性があるから」(32%)がトップ。
子どもに稼いで欲しい年収は「1000〜1500万円未満」が33%で最も多く、次いで「900〜1000万円未満」(13%)、「500〜600万円未満」「700〜800万円未満」「1500〜2000万円未満」(それぞれ10%)。1000万円前後の回答が4割以上を占めるなど、子どもの年収には“期待”する、親の気持ちがうかがえた。
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