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第4回 W61Sからどこが変わった?(基本性能編)――「Cyber-shotケータイ S001」:「Cyber-shotケータイ S001」の“ここ”が知りたい(2/2 ページ)
カメラ機能が目立つ「S001」だが、基本性能は初代Cyber-shotケータイの「W61S」からどれほど進化したのだろうか。外観や基本スペック、対応サービスの違いを調べた。
質問:基本スペックの違いは?
基本スペックの進化点は、W61Sから約5ミリの薄型化と4グラムの軽量化が図られたことや、画素数が増えた808万画素カメラ、W61Sより0.5インチ大きい3.3インチフルワイドVGAの有機ELディスプレイなどが挙げられる。
一方、W61Sで搭載された33万画素CMOSのインカメラはS001では省かれ、内蔵メモリはW61S(約750Mバイト)の10分の1以下である約70Mバイトに減った。
S001 | W61S | |
---|---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約51×115×17.8(最厚部21)ミリ | 約50×114×23(最厚部24)ミリ |
重さ | 約145グラム | 約149グラム |
連続通話時間 | 約230分(日本国内) | 約240分 |
連続待受時間 | 約250時間(日本国内) | 約230時間 |
アウトカメラ | 有効808万画素CMOS | 有効511万画素CMOS |
インカメラ | - | 有効33万画素CMOS |
内蔵メモリ | 約70Mバイト | 約750Mバイト |
外部メモリ(確認済み最大サイズ) | microSD(2Gバイト) | microSD(2Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)有機ELディスプレイ 最大約26万色 | 約2.8インチワイドVGA(480×800ピクセル)TFT液晶 最大約26万色 |
質問:対応サービスの違いは?
S001は着うたフルプラス、グローバルパスポート(CDMA/GSM)、海外版EZガイドマップ、ナカチェン、デコレーションアニメ、ケータイ de PCメールに新たに対応。日本語入力システムは、W61SのPOBox Pro 2.0からPOBox Pro 3.0Eにバージョンアップした。
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一方、W61Sは対応していたデジタルラジオとテレビ電話は、S001には搭載されない。EZ・FMとPCドキュメントビューアーは2機種とも対応しない。
S001 | W61S | |
---|---|---|
着うたフルプラス | ○ | - |
Bluetooth | ○ | ○ |
au BOX | ○ | ○ |
au Smart Sports 「Run&Walk」 | ○ | ○ |
au Smart Sports 「Karada Manager」 | ○ | ○ |
海外版EZガイドマップ | ○ | - |
グローバルパスポート | CDMA/GSM | - |
ナカチェン | ○ | - |
ワンセグ | ○ | ○ |
EZ・FM | - | - |
デジタルラジオ | - | ○ |
デコレーションアニメ | ○ | - |
ケータイ de PCメール | ○ | - |
テレビ電話 | - | ○ |
赤外線通信 | ○ | ○ |
PCドキュメントビューアー | - | - |
日本語入力システム | POBox Pro 3.0E | POBox Pro 2.0 |
※初出時にau BOXがW61Sでは非対応になっていましたが、正しくは対応しています。お詫びして訂正いたします。
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