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第2回 着信ランプ、microSDスロット、赤外線通信――パーツの使い勝手は?最新ケータイ徹底比較(au 2009年秋冬モデル編)(2/2 ページ)

au 2009年秋冬モデルはどの機種が使いやすいのか。第2回では着信ランプ、外部メモリスロット、赤外線通信、スピーカー、FeliCaマーク、クイックキーの場所や使い勝手を調べた。

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スピーカー:5機種ともモノラルスピーカー

スピーカー
搭載位置 種類
CA003 裏面 モノラル
SH003 裏面 モノラル
BRAVIA Phone U1 裏面 モノラル
SA001 裏面 モノラル
T003 裏面 モノラル

 ケータイの内蔵スピーカーは、最近は小型化を優先したためか、他社ケータイも含めてモノラルスピーカーを採用したモデルが多い。今回の5機種もすべてモノラルスピーカーを搭載している。かつてはハイエンドモデルの多くがステレオスピーカーを装備していたことを考えると少し寂しいとも思う。また、スピーカーは5機種とも裏面に搭載している。

CA003(左)とSH003(右)のスピーカー
BRAVIA Phone U1(左)、SA001(中)、T003(右)のスピーカー

FeliCaマーク:CA003のみ背面に装備

 おサイフケータイのリーダーライターに端末をかざすときに使用するFeliCaマークは、CA003が背面、そのほかの4機種が裏面に搭載している。ケータイは背面を表にして持つことが多いので、裏面にFeliCaマークがある方がスムーズにおサイフケータイを使えるだろう。一方、CA003のように背面にFeliCaマークがあると、端末を開いたままタッチできるというメリットもある。

CA003(左)とSH003(右)のFeliCaマーク
BRAVIA Phone U1(左)、SA001(中)、T003(右)のFeliCaマーク

クイックキー:ダイヤルキー側か側面か

 auのKCP+端末は2009年夏モデルの一部機種(biblioとT002)から、従来の「マルチプレイウィンドウ」に代わり、「クイックアクセスメニュー」が採用されている。同メニューではユーザーの利用頻度の高い機能が表示されるほか、マルチタスクの管理が可能だ。ただしマルチプレイウィンドウの(2つの機能を上下半分ずつ表示する)2画面表示は、今回の5機種ではCA003を除く3機種は対応しておらず(詳細はこちらの記事を参照)、CA003が最も多機能だ。

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 クイックアクセスメニューを呼び出せるクイックキーは、CA003とSA001が側面、SH003とBRAVIA Phone U1、T003がダイヤルキー下部に搭載している。端末を開いたまま操作することを考えると、ダイヤルキー側にある方が使いやすい。

CA003(左)とSH003(右)のクイックキー
BRAVIA Phone U1(左)、SA001(中)、T003(右)のクイックキー
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