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ドコモ、災害時にGoogleやTwitterサービスと連携
ドコモがICTを活用し、災害時の被災地支援の取り組みを推進する。災害用伝言板からのパーソンファインダー上にある安否情報確認や、公共性の高いTwitterアカウントへの簡易アクセスなどを実現する。
NTTドコモは、災害時のICT(情報通信技術)活用の推進として、Googleの「パーソンファインダー」やTwitterとの連携を実施、災害時に容易に情報収集が行える環境を構築する。
パーソンファインダーと災害用伝言板を連携させ、災害用伝言板を見るだけでパーソンファインダーに登録されている安否情報が確認可能になる。この連携は2012年3月末に対応する。今後はNTTグループや他事業者が提供する安否情報確認サービスとも幅広く連携する予定だ。
Twitter連携は、災害時に「dメニュー」または「iMenu」のトップページに政府や地方自治体、交通、インフラ会社などの公共機関や、新聞社やテレビ局といった報道機関が持つTwitterアカウントを一覧表示する。ユーザーは情報発信をしているアカウントへ簡単にアクセスでき、情報収集できる仕組みだ。表示アカウント一覧はTwitter側からの情報提供を受けて作成する。
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