イー・アクセス、おサイフ+LTE対応のスマートフォン「STREAM X(GL07S)」を発表:3月7日に発売
昨年11月に予告されていた、EMOBILE LTEに初めて対応するスマートフォン「STREAM X(GL07S)」が正式発表された。1.5GHzクアッドコアCPUや4.7インチHD液晶、おサイフケータイを備えるのが特長だ。
イー・アクセスが2月21日、Huawei製のスマートフォン「STREAM X(GL07S)」を発表。3月7日に発売する。あわせて、イー・モバイル取扱店とイー・モバイルショップで予約受付を開始する。
STREAM Xは、イー・アクセスが2012年11月に今春の発売を予告していた、初の「EMOBILE LTE」対応スマートフォンだ。OSはAndroid 4.1。通信サービスについてはLTEのCategory 4をサポートしている。Category 4では20MHz幅で下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの通信が可能だが、イー・モバイルの通信では現在1.7GHz帯の15MHz幅(×2)しか使えないため、通信速度は下り最大75Mbps/上り最大25Mbpsとなる。このほか、下り最大42MbpsのEMOBILE G4(HSPA)もサポートする。
幅67ミリのボディに4.7インチのHD(720×1280ピクセル)液晶を搭載。CPUはアプリケーションプロセッサーがHiSiliconの「K3V2」(1.5GHzクアッドコア)と、ベースバンドチップが同じくHiSiliconの「Balong 710」。内蔵メモリはROMが32Gバイト、RAMが1Gバイトで、外部メモリには対応しない。バッテリーは2350mAhと大容量のものを備えているが、取り外すことはできない。テザリングは最大8時間利用でき、テザリングをワンタッチでオン/オフにできる「Pocket WiFi」ウィジェットを継承している。
カメラはソニーの新しいCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」搭載の1300万画素で、HDR動画の撮影が可能になった。イー・モバイル端末では初めておサイフケータイと緊急速報メールに対応したこともトピックの1つ。防水、赤外線通信、ワンセグには対応しない。アプリトレイを省き、ホーム画面をより直感的に操作できるHuawei独自の「Emotion UI」も採用した。
端末価格は「LTE電話プラン(ベーシック)」契約時が7万2000円。バリュースタイルに加入して「LTE電話プラン(にねん)」に契約した場合は、1750円×24カ月の分割払いとなり(頭金は0円、計4万2000円)、月額割引として1750円が適用されるので、実質0円となる。
製品名 | STREAM X(GL07S) |
---|---|
OS | Android 4.1 |
CPU | HiSilicon K3V2(1.5GHzクアッドコア) |
ディスプレイ | 4.7インチHD(720×1280ピクセル) |
通信速度 | 下り最大75Mbps/上り最大25Mbps |
通信機能 | LTE:1800MHz、HSPA/W-CDMA:1700MHz/2100MHz、GSM:850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約67×137×8.6ミリ(最厚部9.2ミリ) |
重さ | 約122グラム |
連続待受時間 | LTE:約270時間、3G:約310時間 |
連続通話時間 | 約760分 |
バッテリー容量 | 2350mAh |
アウトカメラ | 有効約1300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約130万画素CMOS |
本体メモリ | ROM 32Gバイト/RAM 1Gバイト |
外部メモリ | - |
カラー | ブラック |
Bluetooth | 4.0 |
テザリング | ○(最大8台) |
テザリング連続通信時間 | LTE:約480分、3G:約480分 |
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