KDDIからも登場――安心して使えるハイスペックスマホ「Xperia Z4 SOV31」:いよいよau向けもVoLTE対応
Xperia Z4がauからも登場。キャップレスで防水・防じん性能を確保し、おサイフケータイやフルセグといった日本市場でニーズの高い機能にも対応する。【画像追加】
KDDIは5月13日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォン「Xperia Z4 SOV31」を発表した。ソニーモバイルコミュニケーションズが4月に発表済みの「Xperia Z4」のau向けモデルで、6月中旬の発売を予定している。
- →Xperia Zシリーズは終わりを迎えるのか?――「Xperia Z4」で感じた“疑問と期待”
- →スペックで比較――「Xperia Z4」はココが進化した
- →「Zシリーズの命題に答える完成形だ」――ソニーモバイルが「Xperia Z4」で見せる自信
- →Xperia Zシリーズの完成形に――ソニーモバイルが「Xperia Z4」を発表
ボディカラーは、White、Black、Copper、Aqua Greenの4色。このうち、White、Black、Copperの3色は「Xperia Z3 SOL26」でも用意された色だが、色味が異なる。また、Aqua GreenもZ3のSilver Greenとは色味が異なる。アルミフレームのコーナーには、着色した樹脂を配して強度をより向上させた。ボディはキャップレス構造となり、Xperia Zシリーズでおなじみのマグネット式の充電接点は廃止された。なお、卓上ホルダは縦向きにセットする新型がオプション品として用意される。
au独自の要素としては、「au VoLTE」に対応し、対応端末どうしで高品質通話、シンクコールが楽しめる。また、「au 4G LTE」と「WiMAX 2+」のキャリアアグリゲーション(CA)にも対応し、4G LTEエリアでは下り最大225Mbps、WiMAX 2+エリアでは下り最大220Mbpsで通信できる。なお、CDMA 1Xエリアでの通信には非対応となっている。
日本向け機能としては、おサイフケータイとワンセグ/フルセグに録画も含めて対応している。なお、ワンセグ/フルセグの視聴・録画時には、同梱のアンテナケーブルを接続する必要がある。
画面表示に対応する言語は、日本語を含めて57と、今夏のauスマホでは最多となる。日本語入力システムの「POBox Plus」はバージョンアップで、QWERTYキーボード時にもフリック入力が使えるようになった。
そのほか、本体のイヤフォン端子からの192kHz/24bitのハイレゾ音声出力、無線LAN(Wi-Fi)での「MIMO」対応、インカメラの有効約510万画素への強化など、基本的な仕様は4月の発表に準じている。
機種名 | Xperia Z4 SOV31 |
---|---|
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 5.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8994/2.0GHzクアッドコア+1.5GHzクアッドコア |
メインメモリ | 3Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大128Gバイト) |
ディスプレイ | 約5.2型フルHD TFT液晶 |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | 約1280分(VoLTE) |
連続待受時間 | 約460時間(LTE/WiMAX 2+) |
バッテリー容量 | 2930mAh |
メインカメラ | 有効約2070万画素CMOS |
インカメラ | 有効約510万画素CMOS |
ボディカラー | White、Black、Copper、Aqua Green |
サイズ | 約72(幅)×146(高さ)×6.9(奥行き)ミリ |
重量 | 約144グラム |
発売予定日 | 2015年6月中旬 |
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