定額サービスの利用経験は動画22.1%、音楽24.6%、電子書籍15.3%――MMDの調査
MMD研究所とスマートアンサーが実施した共同調査第12弾「定額制サービスの利用実態調査」によると、定額制サービスの利用経験は「動画」が22.1%、「音楽」が24.6%、「電子書籍」が15.3%となった。
MMD研究所は、5月6日にコロプラのスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」と行った共同調査第12弾「定額制サービスの利用実態調査」の結果を発表した。調査対象はスマートフォンを所有する13歳以上の会社員、専業主婦、学生で、調査期間は4月11日~13日となっている。
事前調査でスマートフォンを所有する8271人に定額制サービスの利用経験について聞いたところ、「定額制音楽配信サービス」は24.6%、「定額制動画配信サービス」は22.1%、「定額制電子書籍読み放題サービス」は15.3%だった。
定額制動画配信サービスのユーザー646人に、利用したことがあるサービスを聞いたところ、「Hulu」の43.3%が最も多く、「dTV」が33.9%、「プライム・ビデオ(Amazon)」が27.2%で、メインで利用しているサービスも上位は同様となっている。
利用状況は「トライアル(無料)」が23.5%、有料が76.5%で、利用期間で最も多いのは「1カ月~3カ月未満」。使用したことがあるデバイスを複数回答で聞くと「スマートフォン」「タブレット端末」「テレビ」「PC」だが、最も使用しているデバイスでは「スマートフォン」に次いで「テレビ」「タブレット端末」と異なる結果が出ている。
定額制音楽配信サービスのユーザー703人に、利用したことがあるサービスを聞いたところ、「LINE MUSIC」が36.3%と最多で、次いで「Apple Music」の29.3%、「AWA」の24.0%。メインで利用しているのは「LINE MUSIC」が20.8%、「Apple Music」が17.8%、「Prime Music(Amazon)」が17.4%となった。利用状況は57.2%が「トライアル(無料)」、利用期間で最も多いのは「~1カ月未満」の25.3%となる。
定額制電子書籍読み放題サービスのユーザー376人に利用したことがあるサービスを聞いたところ、上位は「dマガジン」「コミックシーモア」「Yahoo!ブックストア読み放題」で、メインで利用しているサービスの利用状況は60.1%が「有料」と答えた。
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