無人でもOK。UPS連動で再起動操作も
AirViewでサーバの安定運用
低料金になった常時接続のおかげで、個人やSOHOでも運用可能になったインターネットサーバ。しかし専任管理者が付けられるわけもなく安定運用は悩みの種。でもAirViewが一歩進んだ安定運用を実現してくれる。
サーバのトラブル……でもAirViewでしっかり状況把握
個人や小規模オフィスでも珍しくなくなったインターネットサーバ。Webサーバやメールサーバを設置したり、VPNで出先からのLAN接続を可能にしたりと、一度利用し始めると便利で手放せない存在だ。
しかしこういったSOHOサーバは安定運用が悩みの種。低料金な常時接続は完全な常時接続性を保障してはいないし、機材もサーバ用途向けの高価なマシンはなかなか利用できない。つまりトラブルの種は多い。しかしトラブルが起きても詳しい人が不在だと適切な対応ができない、下手をすると手も足も出ない……。そんな状況も珍しくないだろう。
そこでAirViewのライブカメラ機能が役に立つ。インターネットサーバに関連する機材、例えばモデムやルーター、サーバのディスプレイなどをできるだけひとまとめに設置して、出先からでもその動作状況をライブカメラで確認できるようにしておけばいいわけだ。
部屋の片隅にあるSOHOサーバーの前にAirViewを設置。設置といってもこんな風にポンと置くだけでもOKで、カメラユニットの角度調整機能が役に立つ。これはルータとサーバのディスプレイを同時に監視できるように設置したところ

ライブカメラで確認できる状況にはもちろん限界はある。しかしサーバの画面がちゃんと表示されているか、モデムやルーターのインジケータが正常な状態かといったことは把握できる。外出先からでもどこに不具合が発生しているかが分かれば、その対応も適切に行ってもらえるわけだ。
FOMAからライブカメラ画像を見た。ルータのインジケータがひとつひとつしっかり把握でき、サーバのディスプレイではパフォーマンスモニタのCPU使用率まで把握できる。サーバが動作しているかどうかを確認しやすくするためにデジタル時計を画面右下に設置して、時計がカウントしているかどうかを確認している

無人運用でも大丈夫! UPSと連携してサーバの再起動まで可能
AirViewのリモート操作機能とUPSを組み合わせると、さらに確実なサーバ運用が実現できる。AirViewの外部リモート操作機能は「オープンコレクタ」と呼ばれる仕様に準じており、対応するUPS(無停電電源装置)を利用すると、UPSに接続されたサーバ機材への電源供給をON/OFF、つまり再起動させるといった事も出先からFOMA 1つでできるのだ。
もちろん機材の再起動で必ずしもサーバ機材のトラブルが解消するわけではないし、ベターな方法ではない。しかしSOHOレベルの小規模サーバでのトラブルは、機材のどれかがハングアップしてしまったといった単純な原因が多い。
要するに機材の再起動さえすれば正常な状態を回復できる可能性が高いわけだ。AirViewと対応UPSの組み合わせなら、SOHOレベルの小規模サーバでも現実的なコストで、無人でのサーバ機材の再起動が可能になる。

SOHOサーバーの強い味方になるAirView+UPS。これでサーバ機材のハングアップも停電も怖くない

もちろん導入も難しくない。今回組み合わせたのはオープンコレクタ仕様のリモートON/OFF機能を備えるオムロンの「BX75XS2」。SOHOレベルでも導入しやすいリーズナブルなUPSだ。AirViewとの接続するための専用ケーブルはないが、市販のPCパーツを使って日曜大工レベルで簡単に接続できる。

AirViewの右側面にある入出力端子とUPSの信号入出力ポートを接続。UPS側にはそのままケーブルを接続できないが、PCのシリアルポートと同形状なのでPCショップで購入できるパーツで簡単に必要な信号線は引き出せる。ニッパー1つあれば作業は行える


結線には注意。外部のリモート入力対応機器のON/OFFを行う場合、マニュアルにあるOUTとVCCへの結線ではなく、このようにOUTとGNDへの結線が必要な場合がある

操作も簡単だ。FOMAからAirViewに接続し、DTMF信号(トーン信号)で「#11」を送信するとUPSからの電源供給がストップし、「#12」で電源供給が再開する。AirViewのカメラでサーバ機材を映し出すようにしておけば、再起動の状況まで把握できる。もちろん再起動の操作の前に、ライブカメラで機材の状況を把握して再起動すべきかどうかを判断できるのもAirViewならではといえるだろう。
[ITmedia]
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