ドコモのAndroidスマートフォン「LYNX SH-10B」、7月23日に発売
5.0インチの大型ディスプレイとQWERTYキーボードを搭載するドコモのスマートフォン「LYNX SH-10B」が、7月23日に発売される。
NTTドコモは7月20日、シャープ製のAndroidスマートフォン「LYNX SH-10B」を7月23日に発売することを発表した。
LYNX SH-10BはフルワイドVGA表示(480×960ピクセル)の5.0インチ液晶とQWERTYキーボードを搭載しており、タッチパネルやトラックボールを併用することで、スムーズに文字入力やブラウジングができる。QWERTYキーボードには快適な押下感が得られる「パンタグラフキーボード」を採用している。OSはAndroid 1.6だが、ブラウザや写真など一部の機能は、2本指で触れて縮小・拡大ができるピンチイン・アウトの操作が可能。
「Google検索ウィジェット」や「フォトウィジェット」「辞書ウィジェット」など20種類のウィジェットをプリセットしている。辞書ウィジェットには国語、英和、和英辞典に加え、カタカナ新語、スペリング、英語用法辞典も収録しており、リサーチに役立つ。コミュニケーション機能にもこだわり、シャープオリジナルの「mixiウィジェット」と「Twitterウィジェット」も用意。ブラウザを起動することなく日記やつぶやきの投稿ができる。
ワンセグやYouTubeプレーヤー、MP3、WMA、WMVファイルの再生が可能なメディアプレーヤー、Blu-ray Discレコーダーで録画した番組を転送して再生できる連携機能など、マルチメディア機能も充実している。カメラはオートフォーカス対応の530万画素CMOSを搭載し、笑顔フォーカスシャッターやシーン自動認識にも対応。簡易ミラーとしても役立つ43万画素のインカメラも搭載している。
通信機能は無線LANやBluetooth、赤外線(IrSimple/IrSS)に対応。9月にドコモがスマートフォン向けに提供予定のインターネット接続サービス「spモード」にも対応しており、「@docomo.ne.jp」のアドレスを用いたメールが利用可能になる。
機種名 | LYNX SH-10B |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約83×148×17.8ミリ |
重さ | 約230グラム |
連続通話時間 | 約270分 |
連続待受時間 | 約410時間 |
カメラ | 有効約530万画素CMOS(顔検出AF対応) |
外部メモリ | microSDHC(別売/最大16Gバイト) |
メインディスプレイ | 約5.0インチフルワイドVGA(480×960ピクセル)NewモバイルASV液晶 6万5536色 |
サブディスプレイ | − |
ボディカラー | Red、White |
主な機能 | ワンセグ、WORLD WING(3G)、FOMAハイスピード(下り最大7.2Mbps、上り5.7Mbps)、GPS、Bluetooth、無線LAN ほか |
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