第5回 独自アプリ「Future Plus」「エコナビ」「壁紙デコ」で何ができる?――「P-07C」:「P-07C」の“ここ”が知りたい(2/2 ページ)
「P-07C」はスマホ初心者が楽しめるスマートフォンを意識して設計されているため、標準アプリのライアナップが豊富。今回は本機に搭載された「Future Plus」「エコナビ」「壁紙デコ」について見ていこう。
質問:「エコナビ」ってどんな機能?
昨今は家電業界でも“節電機能”がうたわれており、パナソニックの家電にもエコ機能として「エコナビ」が搭載されている。そんな中、スマートフォンであるP-07Cにも「エコナビ」アプリが用意されている。スマホを使う際、従来のケータイに比べてバッテリーの消費量が多いことは最大のネック。ユーザーからの不満としてもこの点を指摘されることが多く、少しでも使用時間を長くするためにエコナビを搭載している。
アプリを起動すると、現在のバッテリー残量をパーセント表示で確認できる。このアプリには、「オートecoモード」と「タスク管理で更にeco」という2つの項目を設定可能だ。
オートecoモードでは、あらかじめ設定したバッテリー残量になるとecoモードに自動で切り替わり、消費電力を抑えられる。ecoモードでは、画面の明るさ、画面の自動回転、アニメーション表示、バックライト消灯、Wi-Fi、Bluetooth、GPSを設定でき、各項目のオンオフを自分で選べる。また、オートecoモードが作動するバッテリー残量も任意で設定可能だ。
タスク管理では、起動中のアプリとそのアプリのバッテリー消費レベルを確認できる。各アプリのチェックボックスにチェックをつけると、画面が消灯したときにそのアプリが終了する。そうすることで、バックグラウンドで起動し続けるアプリによるバッテリーの消費を防げる。また、バッテリーを消費するアプリが検知されたときには、通知バーでそのことを教えてくれる。スマホ初心者には「タスクを終了する」という概念があまりないので、誰もが快適にスマホを使うためには欠かせないアプリといえるだろう。
質問:「壁紙デコ」ってどんなアプリ?
女性ユーザーへの配慮が目立つP-07Cは、デコ機能の豊富さも魅力の1つ。その中でも、自分で壁紙をデコれる「壁紙デコ」というアプリを紹介しよう。
このアプリはその名のとおり、スマホの壁紙をデコレーションするためのもの。フィットキーのデコレーション方法と似ており、背景を選んだら、あとはスタンプを押して飾りをつけていく。背景にはプリインの壁紙だけでなく、自分で撮影した写真も使える。スタンプのモチーフはハート、星、花、蝶々など、乙女心をくすぐるものばかり。男性が好みそうな素材は少なめだが、使い方によってはカッコイイ壁紙が作れそうだ。
作成した壁紙は、赤外線での送受信、microSDへの保存に対応。P-07Cのユーザー同士で、デコった壁紙を交換するのもよさそうだ。
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